【S9最終2172】鋼ガチアンチスタン【9位】
【構築経緯】
耐久に厚い木の実ウルガモスやメガゲンガーなどの展開系統の構築が増加傾向にあると感じ単体であればそれらを上から処理できるスカーフテテフを主軸として採用した。しかしスカーフテテフだけではそれらに鋼を絡めたサイクルに対し後手に回ってしまう。そこで鋼タイプを交えたサイクルを相手から見えない方向から崩すことを意識して取り巻きを選んだ。
これらの範囲による崩しのみではクレセリアやポリゴン2等の数値受けに対してかなり怪しくなってしまう。そこでそれらに強く出れる激流ゲッコウガ、剣舞キノガッサを採用しサイクル系全般に不利を取らないようにした。
【単体紹介】
特性:猛火→硬いツメ
技構成:逆鱗、雷パンチ(フレアドライブ)、ニトロチャージ、剣の舞
実数値:167(108)-168(144)-131-×-106(4)-167(252)
メガ枠
ランドと組ませているとXだと読みやすいせいかレヒレを後投げされることが非常に多かったので雷パンチを採用した。これにより鋼から炎技読みでレヒレを投げるPTにはeasy winを決めることができる。しかし、フレドラを切るとミミッキュに非常に弱くなってしまう点、メタグロスの岩技持ちが増加しリザードンに突っ張ってくることが多かった点がレートが上がるに連れて響くようになってきたため2130付近からはフレアドライブを採用した。
ランドロス@バンジの実
性格:腕白
特性:威嚇
技構成:地震、身代わり、撃ち落とす、ビルドアップ
実数値:196(252)-165-138(124)-125-117(132)-111
物理受け+ランドミラーへの回答+崩し
スカーフテテフ@1の選出ではステルスロックを絡めたテッカグヤやナットレイ等のサイクルに不利を取ってしまう。そこでそれらを呼んで逆に起点にすることのできるポケモンを考えた。
このポケモンによってテッカグヤ、吹き飛ばしのないエアームド、ランドロスでランドロスを誤魔化しているPTにはeasy winを狙うことが出来た。
副産物として対襷ランド展開で初手で身代わりを残せるためほとんど2対1以上の状態を作り出すことが出来る。
ボーマンダも苦しいが舞恩返しであれば相手に出来るので非常に強力だった。
かなり耐久に割いているが最速カグヤを抜けるまでSに振ったほうが賢いかもしれない。
性格:控えめ
特性:サイコメイカー
技構成:サイコキネシス、サイコショック、ムーンフォース、シャドーボール
実数値:145-×-96(4)-200(252)-135-147(252)
スイーパー兼ストッパー。
上から一貫性の高い超火力で攻めていけるのは強すぎた。
眼鏡読みをしてきた相手に1ターンでゲームを終わらせることが出来るのも魅力。
全体的にミミッキュを舐めているため控えめでの採用
性格:意地っ張り
特性:クリアボディ→硬いツメ
実数値:171(124)-210(204)-170-×131-153(180)
耐久はミミッキュのゴーストZ耐え
思念の頭突きで裏のカバルドンを飛ばせるのに魅力を感じ採用。(HB特化だと乱数....)
構築のコンセプト上ナットレイやギルガルドに刺さるアムハン地震は抜けず重いフェローチェやアーゴヨンを縛るバレパンは必須であると考えアイアンヘッドを採用していないが、思念の一貫性が高いためそこまで気にならなかった。(強いて言うならメガラティアスに有効打がなくガン起点にされた程度)
ゲッコウガ@水Z
性格:臆病
特性:激流
技構成:ハイドロカノン、熱湯、水手裏剣、身代わり
実数値:147-×-88(4)-155(252)-91-191(252)
水枠。
物理受けに繰り出し、身代わりで補助技を透かしつつか激流圏内に入れて殴っていく。
前述のリザードンでカプ・レヒレやギャラドスを倒してからこのポケモンを通す動きが非常に強力だった。
キノガッサ@気合いの襷
性格:意地っ張り
特性:テクニシャン
技構成:種マシンガン、マッハパンチ、きのこの胞子、剣の舞
実数値:135-200(252)-101(4)-72-80-122(252)
特に語ることもない普通のキノガッサ。
めんどくさいカビゴンやポリゴン2入りに非常に高い圧力をかけられるのが強かった。
最強ポケモンのゲッコウガに強いのも高評価。
ミミッキュに対してはかなり運ゲ。
【結果】
Vasto lordeロム
最終2172 9位
くぼたいとロム
爆散