【S7最高2203】月牙天衝リザグロス【最終8位】
【構築経緯】
新環境が開幕したシーズンであり、環境の中心が定まっていなかったため環境に存在するほとんどの並びに不利を取らないことを意識して組んだ。
そこで圧倒的な受け辛さと対面性能を誇る耐久振り@ 眼鏡を主軸とすることにした。
しかしカプ・テテフと環境最強の一角であるとの偶発対面が出来てしまうとPTが崩されてしまいかねない。
そこでそれらに後投げから確実に一回の行動が保証されるを採用。
この2匹では等の鋼を交えたサイクルに相手にしたとき後手に回ってしまうためそれらに対して強引な崩し性能を持ったをメガ枠とした。
ここまでの並びで辛い+等のタイプ受けサイクルや環境トップのメガ枠であるに強めなを裏のメガ枠に採用。
ここまでの並びでは対炎に不安が残る。
そこで炎タイプ全般に対面から大きな圧力を与え、が止められてしまうを纏めて崩すことが出来きる激流をZ枠として組み込んだ。
最後にこの5体で重いへの解答及びがカプ・テテフが相手のメタグロスと対面したときの引き先の一つとして@スカーフを採用した。
副産物としてサイコフィールドと合わせて環境に多めの+をほぼ完封することも出来た。
【単体紹介】
特性:猛火→硬いツメ
実数値:153-200(252)-131-×-106(4)-152(252)
メガ枠
剣舞で強引に崩していく動きとニトロチャージで抜いていく動きを臨機応変に使い分けることが出来る。
このポケモンで鋼タイプを崩してカプ・テテフを通す動きが非常に強力であった。
炎が通らない鋼である入りサイクルに選出する場合は、相手の裏を見てから剣舞逆鱗で無理矢理崩してテテフを通すかテテフで削ってリザードンを通すか判断する。
また、メガ前のタイプから相手のにサイキネを強要させるためを無償降臨させることも出来る。
終盤に増加した受けループにはこのポケモンでかなり有利に立ち回ることが出来た。
ランドロス@突撃チョッキ
性格:呑気
特性:威嚇
技構成:地震、とんぼ返り、岩石封じ、めざめるパワー(氷)
実数値:195(244)-165-156(252)-125-102(12)-99
ちょっと変わったランドロス。
SM環境ではB補正をかければ特化せずともある程度余裕を持ってに後投げすることが出来たため、物理耐久と最低限の特殊耐久の両立が可能であった。
しかし、USMからミミッキュZが登場したことにより後無げを安定させるためにはほぼHBに振り切ることが必要になってしまった。
そこでミミッキュZを耐える物理耐久と役割遂行に必要な特殊耐久を両立させるために突撃チョッキを持たせた。
これによって+1ミミッキュZは勿論のシャドーボールZ+かげうちやのヘドロウェーブ+ドラゴンZを耐えることが可能となり、クッションとしての性能を底上げすることが出来た。
リザードンがどちらでも対面から勝てるようになるのも魅力。
突撃チョッキを持たせているため毒やビルドアップ等の補助技を採用出来ないのでミラーやボーマンダに起点にされるのを回避するためにめざ氷を採用。
実際にランドロスにランドロスを後投げするプレイングをされることが多く刺さりは良かった。
めざパ採用のためSラインを落としているが岩石封じで準速ミミッキュまでは抜けるためあまり気にならなかった。
むしろミラーや対面で下から蜻蛉返りをうち、安全に対面操作できるメリットのほうが大きいように感じた。
カプ・テテフ@こだわりメガネ
性格:控えめ
特性:サイコメイカー
技構成:サイコキネシス、サイコショック、ムーンフォース、めざめるパワー(炎)
実数値:175(236)-×-116(164)-166(4)-148(100)-116(4)
この構築の軸
H-Bライン...216メガボーマンダの捨て身タックルを87.5%で耐え
H-Dライン...222メガゲンガーのヘドロ爆弾を75%で耐え
ここまで耐久に割くことによって等倍ならば特殊物理共にだいたい耐えることが出来るようになり、非常に高い対面性能を実現した。
基本的に裏にクッションを置いてから初手に出して数的有利を取れるように動かす。
対面に余裕があるときは積極的に裏を読んでムーンフォースやめざ炎押していた。
めざめるパワー(炎)を気合玉に変更すればナットレイだけではなくヒードランに対しても高い負荷を与えることが出来るが命中が不安定であるということ、そもそもヒードランに対してはサイキネを対面から2発以上撃てることから採用を見送った。
ランドロスのとんぼ返りから負荷を与えたり、メガ枠と合わせて役割集中的な動かし方が出来たりと臨機応変な使い方が出来る万能ポケモンであった。
性格:陽気
特性:クリアボディ→硬いツメ
実数値:155-197(252)-170-×131(4)-178(252)
普通のメタグロス
数値受けがいないPTや相手のメタグロス入りに対して裏を絡めることによって圧倒的な強さを誇った。
また、最強の運勝ち製造ポケモンであり、無理な並びもこいつで誤魔化して拾えることが多かった。
が構築にいないが、入りサイクルが特に重めであったのとリザードンとテテフが炎打点を持っていることからで詰むケースはそこまでないと判断しアームハンマーではなく雷パンチを採用。
ゲッコウガ@水Z
性格:臆病
特性:激流
技構成:ハイドロカノン、熱湯、水手裏剣、身代わり
実数値:147-×-88(4)-155(252)-91-191(252)
対炎兼メタグロスが止まるポケモンの崩しとして採用。
物理受けに繰り出し、身代わりで補助技を透かしつつか激流圏内に入れて殴っていく動きが非常に強力であった。
また身代わりによって自発的に激流を発動させることによってなどの強力なポケモンに対面から勝てるようになる。
また、変幻自在と異なり悪タイプが残るためリザードンと相手のカプ・テテフの対面での比較的安定した引き先にもなる。
相手のカバリザテテフグロス等にはメタグロスよりもリザードンを選出したほうが有利を取れることが多いためこの動きはかなり多用していた
冷凍ビームを切っているが撃ちたい相手はほぼ裏で対応出来るためあまり気にならなった。
性格:意地っ張り
特性:ビーストブースト
技構成:リーフブレード、スマートホーン⇔叩き落とす、聖なる剣、サイコカッター
実数値:135(4)-256(252)-151-×-51-161(252)
を後ろから止める枠
また、+メガのような並びに対してテテフから展開することによって初手にどのポケモンが来てもかなり有利に対応することが出来る。
リーフブレードでカプ・コケコをゲッコウガの手裏剣×2圏内にいれたりアーゴヨンをサイコカッターで高乱数で落とすために意地っ張りで採用していたが、ミラーや準速スカーフゲッコウガを考慮すると陽気のほうが良かったかもしれない。
ミミッキュへの遂行技としてスマートホーンを採用していたがリフブレで十分威力が足りていること、ほとんどのミミッキュは逃げることから終盤は叩き落とすと入れ変えながら使っていた。
叩き落とすは後投げされやすいクレセリアのゴツメやギルガルドの残飯などを無効化することが出来、ダメージレースを有利に進める上で非常に便利だった。
上からランク無視の聖なる剣を撃てるためやの簡易的な対策にもなる。
スカーフ持ちでありながら剣舞Z型の崩し性能の高さが印象的であるため安易な数値受けの後出しを許さない点は非常に強力であると感じた。(バレてるとめっちゃ弱い)
【結果】
くぼたいとROM
最終2203
Vasto Lorde ROM
最終2103
【S6使用構築その1】カバリザマンダガルド(最高2117)
【構築経緯】
環境に低速サイクルが増えているのでそいつらの上から身代わり出来る速いギルガルドが強いんじゃないかなーと思って組んだ
あと自慢のA0色ガルドが使いたかった
・単体紹介
性格:ひかえめ
実数値:175-×-112-209-136-138
技構成:大文字、ソーラービーム、めざめるパワー 、はねやすめ
ヒードラン以外の鋼入りサイクルに対しての圧倒的な制圧力を評価
はねやすめを採用したことにより、先にメガシンカして置けば雨乞い以外のカプ・レヒレやZ消費済みのギルガルドやテッカグヤへの繰り出し回数が増えサイクル的な優位を取ることが出来た。
相手のリザードンYに強めなのも良い(エアスラと原始は無理)
性格:腕白
実数値:215-132-187-×-92-68
技構成:地震、怠ける、ステルスロック、ふきとばし
リザードンや後述のボーマンダとの相性を評価して採用
氷の牙採用も考えたがオニゴーリやバトンパが重かったためふきとばしを選択した
欠伸を切っているがラスワン対面以外で困ることはなかった
ミミッキュに後投げした時に出来ることを増やせるようにバンジを持たせていたこともあったが、メタグロスに何も出来ずに突破される可能性があることを嫌い最終的にはゴツメで使っていた
性格:いじっぱり
実数値:197-191-151-×129-150
技構成:恩返し、地震、竜の舞、はねやすめ
カバルドンやギルガルドとのサイクル性能を評価して採用
舞って全抜きするというよりもギルガルドが炎タイプや地面と対面した時のクッションとして選出する場合が多い。
身代わりが欲しい場面が多かったが構築で重いギルガルドやヒードランの処理速度を速めるための地震は切れなかった。
ギルガルド@たべのこし
性格:ひかえめ
実数値:161-49-170-88-171-108
技構成:シャドーボール、どくどく、キングシールド、身代わり
構築の出発点。
このポケモンで殴りながら詰めるというパターンを取ることが非常に多かった。
生意気、図太い等の耐久振りも一考だが相手のギルガルドやクチートに対する勝率を上げるためにひかえめHSベース。相手のサイクルに対する処理スピードを引き上げることも出来たので正解だったと思う。
環境に遅いヒードランやギルガルドが増えていたためかなり扱いやすかったがグライオンがいただけで選出しにくくなってしまうため身代わりをめざ氷にするのもありかもしれない。
ゲッコウガ@拘りスカーフ
性格:やんちゃ
実数値:147-161-87-124-81-174
技構成:ダストシュート、いわなだれ、冷凍ビーム、蜻蛉返り
相手視点で初手にゲッコウガやカプ・コケコ、リザードンYを強く誘うと思い、それらを軒並みカモに出来るスカーフゲッコウガを採用。
ボーマンダやウルガモスのストッパーにも慣れる優秀なポケモンであったがダストを外した時のケアが出来ないのが弱いと感じた。
蜻蛉帰りでミミッキュの皮を剥げるのは強かった。
性格:臆病
実数値:167-×-112-151-136-154
対面構築に強めな枠
挑発+自然の怒りで受けループ等に対してもなかなか強めだった。
環境のガルーラは意地、リザードンがほぼ耐久振りであると踏んでこの調整(お祈りになってしまった)
BSに厚くしているためフェアリーZであればミミッキュにも対面で勝つことが出来るためガルミミガッサのような選出に対して非常に強力だった。
・選出
カバリザゲッコ→ゲッコウガで数的有利を取りカバリザで制圧
カバマンダガルド→カバとマンダをクッションにしながらギルガルドで殴りギルガルドで詰める
カバリザテテフ→対対面構築。テテフで1.5体倒しカバで詰めるorリザードンで殴り勝つ
テテフカバマンダ→主にグライオン入りサイクルに対する選出。テテフの怒りとカバのステロふきとばしで削りながらマンダで舞って崩していく。
・感想
命中不安定や被弾率が高く剥げた
地震オニゴーリが割りと無理
2100に乗った時の画像
この構築ではここから一勝しか出来んかった、、、
【S4最終2138】蜂火連天コントロール【最終16位】
・構築経緯
最初はリザードンYを通す並びを使いたいと思い組んだ。
リザYを通す上で弊害となるステルスロック持ちの多くを上から縛り、後続にも大きな圧力をかけられる水Zゲッコウガを起用
回している内に水Zゲッコウガが想像以上に刺さっていると感じたためPT単位で水Zゲッコウガを通す形に変更した。
リザYとゲッコウガの2体ではカプ・コケコに弱すぎるため対面操作をしつつ、カプ・コケコに対してある程度の後出しが安定するHDオボンランドロスを採用した。
ここまで重いロトムやポリゴン2+鋼のサイクルに対して大きな負荷を与えることが出来る駒として眼鏡カプ・テテフを組み込み、ウツロイド入り等のリザードンが出せないときのメガ枠としてゲッコウガとの攻撃補完に優れゴツメカバ等を誘うメガメタグロスを採用。
最後に重いメガギャラドスや催眠の牽制、終盤のスイーパーとしてカプ・コケコが挙がった。
・単体紹介
技構成:かえんほうしゃ、ソーラービーム、めざめるパワー氷、オーバーヒート
性格:控えめ
特性:日照り
http://hakusyakuku.hatenablog.com/entry/2017/03/22/213718←調整はこちらの記事を参考にさせて頂いた
環境に多いメガシンカ枠であるボーマンダやメタグロスとの偶発対面で強気に行動出来るよう耐久振り。
制圧力が非常に高く、有利対面で放射を押しているだけで終わった試合も少なくなかった。
ゲッコウガ@ミズZ
技構成:ハイドロカノン、めざめるパワー炎、冷凍ビーム、水手裏剣
性格:臆病
特性:へんげんじざい
実数値:147-×-88(4)-155(252)-91-191(252)
この構築の軸。
如何にこのポケモンを通すか考えて立ち回る。
水技と前述のリザードンの日照りがアンチシナジーに見えるが先発起用が多かっためあまり気にならなかった。
ハイドロポンプZではメガバシャーモの守るやテッカグヤに対するダメージが不安なため水技にはハイドロカノンを採用した。
ハイドロカノンZと手裏剣×3で守ったメガ馬車がだいたい死ぬ。
環境に馬車バトンやマンダナットが非常に多くとても通りが良かった。
ランドロス@オボンのみ
技構成:じしん、がんせきふうじ、とんぼがえり、ステルスロック
性格:しんちょう
特性:いかく
実数値:196(252)‐166(4)‐112(12)‐/‐143(236)‐112(4)
コケコ受け兼クッション。
このポケモンの後攻蜻蛉からゲッコウガやリザードン、カプテテフの火力を押し付けていく動きが非常に強力だった。
特殊耐久はコケコのめざ氷をオボン込みで2耐えできる程度。
ギルガルドの霊Zやメガネヒードランに対しても受け出しが効くため後述のテテフと非常に相性が良かった
カプ・テテフ@こだわりメガネ
技構成:サイコキネシス、サイコショック、10万ボルト(シャドーボール)、ムーンフォース
性格:控えめ
特性:サイコメーカー
実数値:175(236)-×-103(60)-194(212)-135-115
崩し枠
ポリ2等の数値受けに対して強気で立ち回る事が出来る。
鈍足鋼でこのポケモンを見ているPTに対してはDダウンを引いた瞬間ゲームが終わる。
受けルもこのポケモンで崩していた。
技構成:アイアンヘッド、れいとうパンチ、かみなりパンチ、地震
性格:ようき
特性:かたいツメ
実数値:155-197(252)-170-×-131(4)-178(252)
運勝ち製造マシン。
補完枠ではあるが想像以上に選出機会が多く役割を絞るより範囲を広めたほうがいいと思いこの構成。
対面性能の高さと広い技範囲から明確な受けポケモンがいないPTに対しては圧倒的な強さを誇った。
カプ・テテフのムンフォに後出ししてきたメタグロスに受け出して地震で処理したり、ギルガルドに地震を撃ってカプ・テテフのサイキネ圏内に入れるといった動きが非常に強力だった。
カプ・コケコ@こだわりスカーフ
技構成:ワイルドボルト、ボルトチェンジ、ブレイブバード、とんぼ返り
性格:陽気
特性:エレキメイカー
実数値:145-167(252)-106(4)-103-95-200(252)
素早さの暴力
催眠対策兼ストッパー兼スイーパー。
ゲンガーやウルガモスに対するダメージを意識して物理型で採用。
体力管理が難しいのがネックであったが突っ張るゲンガーをだいたい狩ることが出来たため正解だったと思う。
ガブリアスやゲッコウガに対して安心して蜻蛉を押せるのも魅力の一つ。
・最終結果
Arrancarロム2138
かめんロム2120
【2ロム2100到達構築】眼鏡レヒレ軸サイクル【最終2132】
皆さんお久しぶりです。
サンムーンが発売されてから初めてのレーティングバトルであるS1が終了しましたね。
需要があるかは怪しいところではありますがほぼ自己満足で構築を紹介したいと思います。
・個別紹介
カプ・レヒレ@拘り眼鏡
特性:ミストメイカー
性格:控えめ
技構成:ハイドロポンプ、なみのり、ムーンフォース、冷凍ビーム
実数値:177-×-139-156-151-107
今回の構築のスタート。
環境に多いガブリアス、マンムー、パルシェン、ギャラドス等のポケモンに対面から大きな圧力を掛けられると思い採用。
耐久と耐性が素晴らしく、Z技以外で弱点をつかれても大抵は耐えるので不利対面でもある程度無理矢理居座ることが出来る。また、ミストメイカーによって状態異常に頼った戦法に非常に強いため簡易的なサポートとしても機能した。
マンムー@突撃チョッキ
特性:雪隠れ
性格:意地っ張り
技構成:氷柱針、氷の礫、地震、地割れ
実数値:191-180-101-×-112-113
レヒレが電気と対面した時の引き先として採用。
電気に対して後投げから確実に仕事をするためにチョッキ。地割れはほぼポリ2ピンポイント。
ミストメイカーにより鬼火や催眠術を無効化できるためゲンガーやデンジュモクに対してかなり強気に立ち回ることができた。
氷の礫によって削れたガブリアス、ボーマンダを縛れるのも大きい。
特性:威嚇→スカイスキン
性格:陽気
技構成:捨て身タックル、竜の舞、羽休め、地震(炎の牙)
実数値:195-167-151-x-132-171
マンムーレヒレとの補完に優れたメガ枠。
今シーズン最強メガ枠の一角であるため、メタが厳しく上位では選出し辛かったが逆にメタの薄い構築には滅法強く、有利対面を取っただけでゲームが終わることも少なくはなかった。
この構築のマンダは舞わないと弱いため舞える相手を少しでも増やすために耐久振り。
最後の一枠は基本的に地震が推奨されるが、テッカグヤ入りにも選出出来るよう終盤は炎牙で使用した。
カプ・コケコ@デンキZ
特性:エレキメイカー
性格:臆病
技構成:10万ボルト、マジカルシャイン、ほえる(身代わり)、挑発
実数値:145-x-106-147-95-200
テッカグヤ対策兼展開阻止。
テッカグヤ入りや壁パに対してはとりあえず思考停止で投げて行ける。グロス、マンダ、ガルーラ、メガハッサム等を一撃で処理するため持ち物はデンキZ。
対イーブイ、オニゴーリ用に吠えるを採用していたが上位にイーブイは殆どおらず、オニゴーリへはラスワン対面になると機能しないので終盤はテッカグヤ+ガブリアス+ガルーラのような並びに強気に出れる身代わりを採用した。
テッカグヤ@食べ残し
特性:ビーストブースト
性格:陽気
技構成:ヘビーボンバー、みがわり、やどりぎのたね、守る(火炎放射)
実数値:204-121-123-x-122-124
この構築で唯一ガルーラをまともに見れるポケモン。ガルーラ入りには必ず選出する。出来るだけ多くのポケモンの上から宿みが出来るように最速で採用。一応ガブリアスやマンムー等を見ることが出来るが役割集中で削られてしまうとガルーラを通してしまうため出来る限り慎重に扱う必要がある。
最初は守るを入れて採用していたがこちらの宿り木を入れる前に相手のテッカグヤに身代わりを貼られると詰んでしまうため終盤は放射を採用。
ミミッキュ@ゴーストZ(襷)
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
技構成:剣の舞、じゃれつく、シャドークロー、かげうち
実数値:131-156-100-x-125-148
化けの皮による行動保証が非常に強力なポケモン。
この構築で重いジバコイルやテッカグヤを迅速に処理するためゴーストZで採用。
様々な構築を誤魔化すことが出来るためとても扱いやすかった。
とりあえず適当に剣舞しておけば仕事が出来る。
・基本選出
対対面構築....カグヤレヒレ(コケコ)マンムー
ほぼガルーラが初手に出てくるのでカグヤを初手に出し相手の後続によってレヒレ及びマンムーを繰り出し負荷をかけていく。
相手の並びによってテッカグヤの処理が面倒であると感じた場合又は電気の通りが良い時はレヒレではなくコケコを選出する。
対サイクル....ミミッキュレヒレ(コケコ)マンダ
ミミッキュ、レヒレで相手のサイクルを崩しマンダを通すことを狙う。この場合ミミッキュとレヒレは相手の並び次第では雑に扱うほうが良い。
ポリゴン2+テッカグヤ等ミミッキュとレヒレで崩すのが難しいと判断したPTにはコケコを選出する
対雨....コケコマンムーレヒレ
基本的にミミッキュとレヒレを見て雨は選出されないのでハッサム+コケコ等の裏選出にも対応出来るようボルチェンを許さないマンムーをストッパーとして選出。仮に雨を選出された場合1枠腐ることになるがコケコ+レヒレで基本的に対応可能であるので問題ない。
対壁....コケコレヒレカグヤ
コケコから入り展開を阻止し、裏のガルーラ、エーフィをカグヤで詰める。
・キツいポケモン
オニゴーリ....誰か対策ください
腕白、呑気テッカグヤ....ミミッキュで無理矢理処理するルートが取りにくい
ジバコイル....カグヤが陽気なのでチョッキでなくとも放射2発で落とせない
エアームド....コケコに強いやつと並ばれた時点で無理
・結果
TNかめん/Arrancarで潜ってました
かめんロム(この後80ほど溶かしました。。。)
Arrancarロム
最終レートは2132最終順位は37位でした
・終わりに
Z技やメガシンカの仕様変更、フィールド特性の登場等未知の環境で手探りのシーズンになりましたがなんとか2ロムで2100を達成することが出来ました。S2からはバンクが解禁されるそうなので楽しみです。
【S17使用構築】晴れ時々天ノ邪鬼【最終2116】
初めまして。かめんと申します。
この度、実質的なORAS最後のシーズンであるS17に於て自身の最高レートを更新することができたので一つの区切りとして構築を紹介したいと思います。
他の強者の方々と比べると拙い構築記事になりますが気が向いた時に読んでくださると嬉しいです。
それではPTを紹介します。
全体的な並びはこのような形となっております。
ちなみに構築とは全く関係ありませんがメガリザードンY は僕が一番好きなメガシンカポケモンです。
滅茶苦茶かっこいいです。はい。
・個別紹介
特性:もうか→ひでり
性格:臆病
実数値:153-×-99-211-135-167
技構成:オーバーヒート、かえんほうしゃ、ソーラービーム、身代わり
この構築の軸であり要。かっこよく、うつくしく、そして強い最高のポケモン。嫁枠。ガルーラに対する勝率を少しでも上げるためにCSに振り切っている。
この選択は正解で殆どのガルーラが対面からオーバーヒートで消し飛んでいった。(ADガルーラやめて)
身代わりはA特化ガルの猫不意及びメガクチートの不意撃ちで縛られないようにするため。
副産物としてクレセ、ポリ2の電磁波、キノガッサの胞子をかわすことが可能となり、結果としてガルクレセ、ポリクチと言った強力な並びに対して非常に有利に立ち回ることが出来た。
逆鱗で固定された意地鉢巻ガブリアスや鉢巻カイリューに対してワンチャン残せるのも魅力。
ガルクレセ、ポリクチ、ギルガルド入り等に対してはほぼ必ず選出していく。
特性:すなおこし
性格:腕白
実数値:215-132-187-×93-67
技構成:あくび、地震、怠ける、岩石封じ
このPTの物理受けで所謂ゴツメ枠。
ひみつのちからや冷凍ビームを所持しているガルーラがスタンダードなものとなってから安易にガルーラに投げることは出来なくなったものの、リザードンが苦手とするスカーフガブリアスやメガバシャーモに対するストッパー性能、流し性能はやはり非常に強力でリザードンから構築を組む上では欠かせないポケモンだと思っている。しかしながら役割集中によって物理ポケモンに突破されてしまうことも少なくなく、選出の際にはHP管理と後投げするタイミングに気を付ける必要があると感じた。
ちなみにこの構築におけるあくびは起点作りのためではなく、無理矢理メガリザードンYや後述のポケモンの有利対面を作り火力を押し付けていくためのものである。
ゲッコウガ@こだわりメガネ
特性:へんげんじざい
性格:臆病
実数値:147-×-88-155-91-191
技構成:冷凍ビーム、悪の波動、神通力、†ハイドロポンプ†
クレセドランやラティハッサム、ヒードラン入りに対する駒として採用。
この構築最大の運勝ちポケモンであり最大の運負けポケモンでもある。こいつを選出した時はドロポンの命中によってだいたい勝敗が決していた。
よくドロポンを外したがその分悪波でよくスイクンを怯ませてきたので目を瞑ることにする。
神通力はフシギバナ、ヘラクロス入りに対してeasy
winを狙うために採用。
使用感としてはゲッコウガというよりむしろ耐久を落としSの上がった眼鏡サザンドラのようなものであった。
特性:せいぎのこころ→てきおうりょく
性格:陽気
実数値:145-197-109-×-90-180
技構成:インファイト、アイアンテール、バレットパンチ、身代わり
上記のゲッコウガと攻撃面での補完が完璧でこの2匹を受け切れるポケモンはほぼ存在しない。
主な役割は選出画面で初手ガルーラを睨むこと。
身代わりはバシャーモ軸に対するeasywinを狙うこと、カバルドンと合わせてガルーラ+スカーフガブリアスの並びを詰めることが主な採用理由。
実際に無傷で身代わりを決めた瞬間に勝ちが決まるPTが多く、非常に気持ちが良かった。(守る切りバシャーモは犯罪)
神速ではなくバレットパンチなのはゲンガーに隙を見せないため。
選出率は最下位であったが、出せば必ず活躍するポケモンであった。
ニンフィア@ジャポのみ
特性:フェアリースキン
性格:控え目
実数値:201-×-113-145-151-84
技構成:ハイパーボイス、ねむる、瞑想、いびき
このPTの過労死枠兼受けル対策枠。重いポケモンはだいたいこのポケモンに任せている。(ボルトロス、剣舞ガブリアス、襷バシャーモ、身代わりメガマンダ等)
ジャポのみを持たせた主な理由はリザードンガブリアス対面での引き先として安定させるため。
仮に引き際に剣舞を詰まれたとしても耐えて襷を割り返り討ちに出来る。
HBに厚く割いたことでガブリアスの地震×2の他にキノガッサのタネマシンガン×5、特化ボーマンダの捨て身タックルと言ったような大体の等倍物理技を耐えるようになり、一気に役割対象が広がった。
急所丸出しなのが唯一の弱点。
特性:あまのじゃく
性格:臆病
実数値:150-×-115-127-116-180
技構成:リーフストーム、蛇睨み、目覚めるパワー(岩)、ミラーコート
このPTの最大の勝ち筋であり間違いなく今期のMVP。
ミラーコートという技はとても強力で、初手に誘いやすい信用可能ゲッコウガやヒートロトム、ヒードランに対して非常に刺さった。
かなりの割合で初手ガブリアスを誘う構築のためガブリアス入りにはほぼ必ず初手に選出する
攻撃しながら積めるという隙の少なさからステロを撒かせにくいのも特徴でありリザードンとの相性は非常に良好だった。
目覚めるパワー岩はガモス、アローにジャローダを一任しているPTが多かったため通りが良く正解だったと思う。
このポケモンで相手のPTをほぼ全壊に追い込んだ回数は数知れない。
・一応最終レートの画像
・最後に
遂にORASレートが終了しましたね。
目標を達成された方、運悪く思うような結果を出せなかった方など色々おられると思います。
自分としては最高2152、最終2116と今まで出してきた結果を大きく上回ることができ概ね満足はしていますが、目標としていた2200には届かず悔しい気持ちが無いかと言われれば嘘になります。
ただ全力で挑んだ結果であり、実力は出しきれたと自負しているため思い残すことはありません。
最後にORASで対戦してくださった全ての方々、構築の相談に乗ってくださった全ての方々へ
本当にありがとうございました
またSMで会いましょう
詳しい立ち回り等構築に関する質問は@charizard_666まで