燃え尽き症候群

ポケモンの構築を書きます

【S10最終2146】炎のミミッキュスタン【最終5位】

【構築経緯】
ゴツメカバ入りの構築が増加しているように感じたため、ミミッキュ+リザードンXの役割集中が通しやすいと感じその二体から構築をスタート。
最初はミミッキュを先発適正の高い呪い身代わりミミッキュZの型で採用したが、ミミッキュで削り裏を通すといった選出パターンばかりでミミッキュを通すルートが取りにくいことに加えてゲンガーやカビゴンなどが非常に重くなってしまったため剣舞ミミッキュZ型で採用した。
ただ、剣舞フェアリ ー型のミミッキュではカバルドンランドロス等の物理受け、テッカグヤナットレイ等の鋼との偶発対面でアドバンテージを取りにくく、引かざるを得ないため初手に出すことが難しい。
そこでミミッキュに「鬼火」を採用。これによって初手でこれらのポケモンと対面しても最低限の仕事が可能になる他、裏のポケモンと合わせて詰めに用いること等も可能になるため非常に選出パターンが柔軟になる。
続いてミミッキュの鬼火とシナジーがあり、メガリザードンXと相性のいい身代わりビルドアップランドロスを採用。
ここまでの並びではゲッコウガボーマンダがかなり怪しくなってしまうため、それらに構築単位で優位を取れて鬼火とも比較的相性のいい身代わりポリゴン2を採用した。
ここまで重いメガゲンガーやカプ・コケコなどの高速高火力ATへの回答としてスカーフカプ・テテフを採用。最後に鋼枠兼リザードンが出しにくい場合の裏メガとしてメタグロスを採用し構築が完成した。

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【単体紹介】

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リザードン@リザードナイトX

性格:意地っ張り

特性:猛火→硬いツメ

技構成:逆鱗、フレアドライブニトロチャージ、剣の舞

実数値:153-200(252)-131-×-106(4)-152(252)

ミミッキュカプ・テテフ等の強力なフェアリータイプと非常に相性のいいメガ枠。
ステロカバルドンドヒドイデが重かったため、今回は意地っ張りで採用した。
選出段階でミミッキュを通すかこのポケモンを通すかを考える。

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ランドロス@バンジの実

性格:腕白

特性:威嚇

技構成:地震、身代わり、撃ち落とす、ビルドアップ

実数値:196(252)-165-138(124)-125-117(132)-111

崩し性能と詰め性能を備えた欲張りポケモン
ミミッキュの鬼火と合わせることで身代わりがカバルドンの氷の牙を耐えたりメタグロスを起点にしたり出来る。
鋼全般にかなり強めなためスカーフカプ・テテフともそれなりに相性がいい。

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カプ・テテフ@こだわりスカーフ

性格:控えめ

特性:サイコメイカ

技構成:サイコキネシスサイコショックムーンフォースシャドーボール

実数値:145-×-96(4)-200(252)-135-147(252)

スイーパー+高速ATへの回答。
今期のウルガモスは遅くて火力がないものが殆どだったため、このポケモンで止めることが出来た。
ランドロスと電気が対面した時に比較的安定した引き先になれるのも魅力。

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ポリゴン2@しんかのきせき

性格:控えめ

特性:ダウンロード

技構成:冷凍ビーム、ほうでん、身代わり、じこさいせい

実数値:191(244)-×-114(28)-143(36)-118(20)-103(180)

ゲッコウガギルガルド、その他耐久ポケモンを後無げから処理する枠。
ウルガモスのいないカバマンダに対しては非常に強力だった。
鬼火と合わせることでナットレイテッカグヤ等にも身代わりが残せるようになり、残飯ギルガルドに対してもPPを心配せず立ち回ることが可能になった。
最近になって毒ゲッコウガなどにより逆にメタられることが増えたためこの枠は検討が必要。

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メタグロス@メタグロスナイト

性格:陽気

特性:クリアボディ→硬いツメ

技構成:アイアンヘッド、冷凍パンチ、岩雪崩(雷パンチ)、地震

実数値:155-197(252)-170-×131(4)-178(252)

リザードンが出しにくい場合の裏メガ。
当初はリザードンYやウルガモスに刺さる雪崩を採用していたがリザードンYはCSばかりでウルガモスはそもそも先に展開されると意味がない他火力のないものが多く、テテフ出しで間に合うパターンが多かったため、最終的にはカグヤや重いギャラゲッコウガに刺せる雷パンチを採用。


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ミミッキュ@ミミッキュZ

性格:意地っ張り

技構成:じゃれつく、影うち、剣舞、鬼火

実数値:161(244)-143(156)-106(44)-×-127(12)-123(52)

H-B 特化メガラグラージの雨下滝登りを75%で耐え
H-D 155ゲッコウガハイドロカノンZを93.7%で耐え

構築の出発点。
対応範囲を出来る限り広げるために特殊方面にも厚く降った。
これによりゲッコウガのカノンZやステロ+テテフのフィールドサイキネを耐えたりすることが可能となったため扱いやすかった。
ガルーラ軸に対してはテテフやリザードンに飛んで来るノーマル技にこのポケモンを合わせて皮を残したまま鬼火を撃つことにより対応していた。
キノガッサが重めであったためSは準速70族抜き調整。
この調整によってABミミッキュ意識のSラインを抜いて上から行動出来るといった思わぬ副産物もあったため正解であったと思う。
鬼火外しやじゃれつく外しによる負けはご愛敬。

【結果】

最終レート2146 5位
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