燃え尽き症候群

ポケモンの構築を書きます

【最終6位】無難風スタンダード【S10シングル】

皆さんお久しぶりです。新環境になったのと久々にいい感じの順位でシーズンを終える事が出来たので記念に記事を書きました

【構築経緯】
今期は積極的にサイクルを回すことが難しいと感じたため、サイクル要素は少なめに抑え、対面性能の高いポケモンを集めたスタンダードな構築を選択。
しかし、純粋なスタンパでは相手的にも試合プランが立てやすく、選出と択で試合がほぼ決まってしまうパターンがかなり多かったので、ポケモンのパワーを維持しつつ、相手視点から見えにくい勝ち筋を織り込むことを意識。
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【単体紹介】


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リザードン(キョダイマックス個体)@命の珠

特性:猛火

性格:臆病

技構成:ブラストバーン、暴風、竜の波動、原始の力⇔身代わり

実数値:153-×-99(4)-161(252)-105-167(252)

ダイマ枠。
明確な特殊受けがいない場合の制圧力が凄まじく、ダイマックスを通せた時はかなり簡単に試合を決める事が出来た。
ただし、このポケモンはパッチラゴンやマリルリアシレーヌ等のKP上位とダイマックスを切りあった場合ほとんど何も出来ずに負けてしまうという欠点がある。
そのためリザードンを選出したいPTにそれらのポケモンがいた場合は後述のモロバレルやウーラオスと同時に選出し、相手に先にダイマックスを切らせた上で展開する事を心がけていた。
技構成は一致技最大威力の"ブラストバーン"、"暴風"、パッチラゴンに撃つ"竜の波動"は確定。
"ソーラービーム"は撃つ場面がほぼ無いと感じていたため、ラス1の枠はミラーやヒートロトムに刺せる"原始の力"とピクシーやブリムオンのダイマックスを確認してから動ける"身代わり"を入れ替えながら使っていた。



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アシレーヌ@拘りスカーフ

特性:激流

性格:臆病

技構成:泡沫のアリア、ムーンフォースサイコキネシス、瞑想

実数値:155-×-95(4)-178(252)-136-123(252)

C:ムーンフォースが無振りDMパッチラゴンに64%~

単位性能が高い+読まれにくいスカーフ枠。
アシレーヌの弱点であるSの遅さを克服したことにより、パッチラゴンの竜技や鉢巻ウーラオスの水悪闘技に投げる等の柔軟な立ち回りが可能となっている。
このポケモンの存在により多くの相手にイージーウィンを拾うことが出来た。
採用当初はアイアントを倒すための"ハイドロカノン"やウーラオスダイマックスを見てから動ける"フリップターン"を入れていたが、終盤にかけてドヒドイデモロバレルが増殖してきたので最終的にはこのような構成に落ち着いた。



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ウーラオス 一撃の型(キョダイマックス個体)@気合いの襷

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

技構成:暗黒強打、インファイト、不意打ち、毒突き

実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)

A:暗黒強打が無振りパッチラゴンに38%~

個人的に最も単体性能が高いと思っている襷枠。
A特化にする事でアシレーヌの"ムーンフォース"と合わせて"暗黒強打"で無振りDMパッチラゴンを確定で倒せる様になる。
"毒突き"は主にアシレーヌニンフィアマシェードへの打点として採用した。
あまりしたくはない立ち回りではあるが、一応パッチラゴンの"電撃嘴"+"毒突き"で珠DMピクシーを落としたりも出来る。



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パッチラゴン@ラムの実

特性:はりきり

性格:陽気

技構成:電撃嘴、逆鱗、けたぐり、燕返し

実数値:165-152(252)-111(4)-×-90-139(252)

状態異常を絡めてきそうな構築(バレルゲンガー等)に対してイージーウィンを拾うためにラムナックルで採用。
相手視点でパッチラゴンミラーはDドラグーンorスカーフ逆鱗で突っ張らざるを得ない場合がかなり多いので、パッチラゴン対面でスカーフアシレーヌに引いてウーラオスで突破すると襷とこちら側のDM権を残したまま試合を始められる事が多かった。



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ドサイドン@突撃チョッキ

特性:ハードロック

性格:意地っ張り

技構成:地震、ロックブラスト、角ドリル、馬鹿力

実数値:205(116)-194(132)-151(4)-×-107(252)-61(4)

H-D:C187ポリゴンの適応力珠Dアタック(150)が~50.2%

電気の一貫切り兼ポリゴンZのダイアタックに投げる用のポケモン
このポケモンの存在が相手のパッチラゴン使いの手元を狂わせ、前述のアシレーヌの前で多くのパッチラゴンが何もせずに死んでいく事がかなりあった。
"角ドリル"はウーラオスやパッチラゴンで崩し切る事が難しいマタドガス入りサイクルやモジャンボ入りを崩すために採用。
"馬鹿力"はヒトムナットに一貫する打点として採用したが、副産物としてサザンドラへの安定した打点となったり、DM時に積み技として使えたり等かなり便利だった。



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モロバレル@黒いヘドロ

特性:再生力

性格:図太い

技構成:ギガドレインクリアスモッグ、守る、キノコの胞子

実数値:219(236)-×-134(252)-105-103(20)-50

クッション枠。
リザードンドサイドンが水タイプと対面した時に投げるポケモン
終盤はこのポケモンに対するメタが半端じゃなかったので"光合成"を切って"守る"を採用した。
これにより交代際に相手のマリルリや水ウーラオスにダイジェットを撃たれたとしてもある程度の誤魔化しが効く。
また、リザードンが相手のダイマックスを強要しやすいため、そこにモロバレルを合わせてダイマックスを枯らすと言った使い方も出来る。
"光合成"はナットやミラーでtodする時くらいしか欲しいと思う場面がなかったの外してもそれほど困らなかった。

【選出】
リザードン+ウーラオス+モロバレル(DM+襷+クッション/リザードンが通っているときは基本的にこの選出)

パッチラゴン+アシレーヌ+ウーラオス(DM+襷+スカーフ/対バレルカビやゲンガー入り、ハピラキヌメルゴン等の特殊受け入り)

リザードン+ドサイドン+モロバレル(DM+サイクル /対パッチラゴン入りタイプ受けサイクル)

アシレーヌ+ドサイドン+モロバレル(スカーフ+サイクル/フェアリーの一貫がある構築への選出 状況に応じてDMを切る)

パッチラゴン+ドサイドン+モロバレル(崩し+クッション/対受け構築 輝石サイドンにけたぐりを当てることが出来ればだいたい勝てる)

【結果】
TN くぼたいと 最終6位
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